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体験談

【ICL体験記】強度近視の30代が手術を決意するまで|適応検査レポート

この記事は筆者(ミエル)の実体験に基づいています。 現在は適応検査を終え、手術日の確定を待っている段階です。術後の経過は別記事で随時公開予定です。

免責事項: この記事は個人の体験をもとにした情報提供を目的としており、医療行為を推奨するものではありません。視力矯正手術を検討される方は、必ず眼科専門医にご相談ください。

はじめに

筆者は強度近視(両眼とも-8D以上)で、20年以上メガネとコンタクトレンズに頼る生活を送ってきました。

「裸眼で目覚めた朝に、時計が見える生活がしたい」

ずっとそう思っていたものの、目の手術という響きが怖くて踏み出せなかった。でも30代に入り、コンタクトのドライアイが年々ひどくなってきたことで、ようやく本気で検討を始めました。

この記事では、ICL手術を決意した経緯と、実際に受けた適応検査の内容を詳しく記録しています。

ICL手術を決意した3つの理由

1. 強度近視でレーシックのリスクが高かった

-8D以上の強度近視をレーシックで矯正するには、角膜を大量に削る必要があります。角膜が薄い場合は手術自体ができないこともあり、仮にできても術後の角膜拡張症などのリスクが高まります。

ICLであれば角膜を削らないため、強度近視でも安定した矯正が期待できます。これが最も大きな決め手でした。

詳しい比較は「ICL vs レーシック徹底比較」の記事にまとめています。

2. 「やり直しがきく」可逆性への安心感

ICLは眼内にレンズを挿入する手術ですが、万が一合わない場合はレンズを取り出すことができます。この「元に戻せる」という特性は、手術に対する心理的なハードルを大きく下げてくれました。

もちろん取り出し手術にもリスクはゼロではありませんが、角膜を不可逆的に削るレーシックと比べると、精神的な安心感が段違いです。

ICLの基本的な仕組みについては「ICL手術とは?」で解説しています。

3. コンタクトレンズの20年分のコスト

冷静に計算してみると、コンタクトレンズの維持費は年間約6万円。20年間で約120万円をすでに費やしていました。

ICL手術の費用は両眼で40〜70万円程度(クリニックにより異なる)。今後もコンタクトを使い続けることを考えると、長期的にはICLの方がコストパフォーマンスに優れています。

費用の詳細は「ICLの費用相場まとめ」をご覧ください。

クリニック選びで重視したポイント

いくつかのクリニックの無料カウンセリングを調べた上で、以下の3点を重視しました。

  1. ICL手術の症例実績が豊富であること — 数千件以上の実績がある医師に執刀してもらいたかった
  2. 術後の保証制度が整っていること — 万が一の再手術や定期検診がカバーされていること
  3. 通院のしやすさ — 術後も数回の検診があるため、自宅から通える範囲であること

クリニックごとの特徴は「ICLおすすめクリニック比較」で整理しています。

適応検査の体験レポート

予約〜準備

電話で予約し、検査日が決まりました。事前に案内されたのは以下の点です。

  • コンタクトレンズの中止:ソフトレンズは3日前から、ハードレンズは2週間前から装用中止
  • 所要時間:約2〜3時間
  • 散瞳検査があるため、車での来院は避ける(帰りに数時間まぶしくなる)

コンタクトを外して生活する期間が地味に大変でした。強度近視だとメガネでも視界の歪みがあるので、仕事がしづらくなります。在宅勤務の日に検査を入れたのは正解でした。

検査の流れ(全10項目以上)

当日の検査は以下のような流れで進みました。

検査項目内容所要時間の目安
視力検査裸眼視力・矯正視力の両方を測定約10分
屈折検査オートレフで近視の度数を正確に測定約5分
角膜形状解析角膜のカーブや厚さを測定。レーシック適応の判断にも使われる約10分
前房深度測定ICLレンズを入れるスペースが十分にあるかを確認。ICL特有の検査約5分
眼圧測定緑内障リスクの確認約5分
瞳孔径測定暗所での瞳孔の大きさを測定。ハロー・グレアのリスク判断に使用約5分
角膜内皮細胞検査角膜内皮細胞の密度を確認。細胞が少ない場合はICL不適応になることも約5分
散瞳検査目薬で瞳孔を開き、水晶体や眼底の状態を確認待ち時間含め約30分
医師の診察上記検査結果をもとにICL適応かどうかを判断。質問タイム約15分

合計所要時間は約2時間半でした。待ち時間を含めると3時間近くかかったので、時間に余裕を持って行くことをおすすめします。

検査結果と医師からの説明

結果は**「ICL適応」**。前房深度も十分にあり、角膜内皮細胞の数も問題なしとの判定でした。

医師から説明を受けた主なポイントは以下の通りです。

  • 使用するレンズ:EVO+ ICL(穴あきタイプ)。房水の循環を妨げないため、以前必要だった虹彩切開が不要になったとのこと
  • レンズの取り寄せ:海外(米STAAR Surgical社)からの取り寄せで、約3〜4週間かかる
  • 手術時間:片眼あたり約10〜15分。両眼で30分程度
  • 術後の経過:翌日から視力が安定し始め、1週間程度でほぼ落ち着く人が多い
  • リスク説明:感染症(発生率0.01%以下)、ハロー・グレア(暗所で光がにじむ現象、多くの場合数ヶ月で軽減)、眼圧上昇の可能性など

質問したいことは事前にメモしておくと、限られた時間を有効に使えます。

検査後の感想

率直に言って、「思ったより本格的な検査だった」というのが第一印象です。眼科の一般的な検査とは異なり、ICL専用の検査項目があり、医師も経験豊富で安心感がありました。

散瞳検査の後は、予想通り3〜4時間ほどまぶしくてスマホを見るのもつらかったです。サングラスを持参しておいてよかったと思いました。

手術までの待機期間にやっていること

レンズの到着を待つ3〜4週間の間に、以下の準備をしています。

  • 術後用の目薬の確認:処方された3種類の点眼薬の使い方を予習
  • 術後の生活シミュレーション:手術翌日〜1週間は洗顔・洗髪に制限があるため、前もってシミュレーション
  • 仕事の調整:手術翌日と1週間後に検診があるため、スケジュールを確保
  • この記事の執筆:検索しても「リアルな術前の心境」を書いている記事が少なかったので、自分で書くことにした

現時点での率直な気持ち

正直、まだ怖さはあります。「眼の中にレンズを入れる」という事実を考えると、100%安心とは言えません。

ただ、適応検査で医師から丁寧に説明を受け、数万件の症例実績があるクリニックを選んだことで、不安はかなり軽減されました。

「検討している段階が一番不安」という話をよく聞きますが、実際にその通りだと感じています。適応検査を受けてみるだけでも、漠然とした不安がかなり具体的な判断材料に変わります。

今後の更新予定

この体験記は、手術の進行に合わせて以下の内容を順次公開予定です。

  • 手術当日レポート(手術の流れ、痛み、所要時間)
  • 術後翌日の検診と見え方の変化
  • 1週間後・1ヶ月後の経過報告
  • 費用の最終内訳
  • 半年後の振り返り

ICLを検討している方は、ぜひブックマークしてお待ちください。

よくある質問(FAQ)

Q. ICLの適応検査にかかる時間はどのくらいですか?

検査自体は約2時間〜2時間半ですが、待ち時間を含めると3時間程度かかることがあります。散瞳検査後は3〜4時間まぶしさが続くため、サングラスの持参をおすすめします。

Q. ICLの適応検査前にコンタクトレンズは外す必要がありますか?

はい。ソフトコンタクトレンズは検査の3日前から、ハードコンタクトレンズは2週間前から装用を中止する必要があります。正確な検査結果を得るために必ず守りましょう。

Q. ICL手術を受けられない人はいますか?

18歳未満の方、妊娠中・授乳中の方、緑内障や白内障のある方、前房深度が浅い方などは手術を受けられない場合があります。適応の可否は検査を受けないと判断できません。

最後に

ICL手術は人生を変える可能性のある選択です。ただし、全員に適しているわけではありません。

まずは適応検査を受けて、自分の眼に合った術式を医師と一緒に選ぶことが大切です。この記事が、その第一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

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